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これで大丈夫!安全な灯油処理方法とは?

2018.02.05

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寒い寒い冬ですが、家の中で暖をとるのに皆さんはどんな暖房器具を使われますか?
こたつ、エアコン、電気マット、などなどありますが、短時間で一気に部屋を暖めるにはやっぱり灯油ストーブが良いですよね。
冬場の体が芯から冷えるような朝などは、ストーブの前が家族で取り合いになったものです。
さて、春を迎えあったかくなるとストーブや灯油缶にまだ灯油がのこり処分に困るという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
今回はその残った灯油の処分方法についてです。

灯油に使用期限はあるの?

灯油には使用期限があるんでしょうか?
『水と油』とは真反対の性質を表す用語でよく使われますが、すぐ腐るイメージのある水に比べてなんとなく油は長持ちしそうな感じです。
でも実際は灯油も無期限で使用できるわけではありません。

なぜ使用できなくなるかといえば、灯油が劣化することで変質し、ストーブで燃焼する際に故障の原因となる不純物が出来るからです。
また劣化は異臭や不着火もしくは逆に火が消えにくくなる原因にもなります。
このような劣化状態になったらもう使用期限切れです。もったいないからといって使用すると大きなトラブルの原因となります。

余談ですがストーブのトラブルがある場合、機械の故障ではなく劣化した灯油をしている場合が大変多いらしいです。
見落としがちですが使用している灯油の品質というのはとても大事なんですね。

灯油が劣化しにくい保管方法はあるの?劣化したらどうなるの?

灯油の劣化の原因は大きくいえば2つです。

①紫外線(日光)による劣化 ②水分などの異物が混ざることによる劣化です。

①紫外線による劣化
女性の天敵、日光による肌の劣化。真夏だというのに肌を全く露出しないような服装をしているご婦人をよく見かけますが、
それぐらい紫外線は肌にはキツイものです。同様に灯油も紫外線にさらされることで劣化が促進され使用期限が急激に短くなります。

②水分などの異物混入による劣化
屋外で蓋が空いていたり、また結露などの影響でも水分が混入する可能性があります。水分は油とは分離しますが、このまま使用すると
機械の錆の発生や燃焼不良などの原因となります。

☆使用期限を延ばす保管方法とは
・日光があたりにくく、風通しが良い
・冷所(ポリ缶の灯油は温度が上がると膨張して危険です)
・風雨にさらされる屋外よりは屋内。屋外ならば屋根のついた倉庫など。
などがあげられます。

またとても大事ですが、灯油は専用のポリタンクに保管してください。灯油専用のポリタンクは紫外線が通りにくいように作られております。
ただ灯油専用ポリタンクも経年劣化があり、どんなに良好な保管状態だったとしても5年程度を期限に処分交換することをお薦めします。

劣化灯油はどうやったらわかるの?

良質な灯油は無色透明であり、そこは水と一緒です。
・変色している
・異物が混入している
などは劣化の目安であり目で見て判断できますよね。

また普段と違う臭いがする、なども劣化の可能性があります。

とはいうものの一般の方が色や異物を確認することはなかなかしませんし、臭いで判断するのも感覚的なものですよね。
目安期限としては使用するのは1シーズンのみ。いわゆる『持ち越し灯油』(今年余った灯油を来年も使う)は使用するのをやめられた方が無難ではないでしょうか。

良好な保管状況だとしても、やはり気温の高い夏は越しているわけであり、多少の劣化が発生している可能性があります。

劣化灯油はどうやって処分するの?

使えなくなった灯油はトラブルの元、また危険物でもありますので出来るだけ早い処分をお薦めします。
でも処分といってもどうやったらよいのでしょうか?

少量でも大量でも灯油は引火性のある危険物であり、また生態系を壊す有害なものでもあります。
よって側溝に流して処分したりするのはもってのほかです。
またほんの少量ならば新聞紙等に含ませて可燃ごみとして捨てる処分方法もありますが、これは自治体で禁止されている場合もありますので、詳しくは各自治体にお問合せください。

やはり一番良いのは灯油を購入したお店に頼んで引き取ってもらうことです。
引き取りをしていないお店もありますし、引き取りしていてもサービスで無償のお店もあれば有償のお店もあります。
有償になる理由としては、引き取りした灯油は品質面に不安があるので再度販売が出来ません。
よって決められた手順で処分する必要があり、その処分費用が発生する場合もあるからです。

正しく使えば安心な灯油、参考にしてくださいね。

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